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「光?じゃあ光ちゃんでいいわね。光ちゃんはなぜSB部に?」
「私はエアガンが好きなのと、この間オリンピックで日本が準優勝したことに感動して。あなたは?」
(これは綺麗事…本当はこの学校は毎年大会は三回戦まで行けばいいとこと言うことで私も…)なんて絶対言えない。と、私は心に誓った。
「私は赤ちゃんでいいわよ。」
「じゃあ赤ちゃんはなぜSB部に?」
少し盛り上がってきたところで先生から注意された。
「おい。天木!赤井!うるさいぞ!話なら休み時間にしろ!」
『はーい』
注意されたこともあり静かにしてると、さっき保健室にいったのり玉が、帰って来ないのである。
それは…
1時間目を超えても、2時間目を超えてもだ。
そして3時間目がおわる頃だろうか、外から普段じゃ聞かない音がした。
その音は救急車だった。クラス総立ちで外を見ると、クラスが三階なのでよく見えないが、しかし、それは、のり玉の姿だった。
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