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そんな赤ちゃんの行動にのり玉が「えっ?」とらしくない声を出していた。
それは突き付けた本人が笑顔だったからである。
「あなたが野理崎さんね。よろしくね。さっさとSHR終わして部活いきましょ☆」
赤ちゃんの笑顔にのり玉もひいていた。
そしてSHRが終わり放課後になると私達三人はSB部の部室前にいた。
私達がドアの前で誰がノックするかじゃんけんしているとドアが開いた。
「ごちゃごちゃうるせーな!入りたいなら入れよ。いいから。」
少し怒っているように見えるが顔が赤かった。
私達が「すみません…」と言ったとき部室の奥から声がまたした。
「もう。萌ちゃんたら、いつも恥ずかしがるとそういう口調になるんだから。少しは直しなよ。」
「うるさい。直!」
どうやら照れているようだ。
私達のあと三年や二年の先輩や他の入部希望者がきた。
私から見て55人位だろう。
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