indigo

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indigo

ほら夜がやってくる 君を迎えるために 朝の訪れから逃げて ようやくここまでやってきた   溢れかえる星の海を 受け止めるインディゴのカーテン 君もその中に混じりたいのだろう?   踏み切った足ごと空に飛び出して ほら見えるだろうか? この美しい世界が インディゴに染められた空と海の間 君が空を飛ぶ どこまでも、いつまでも   捨て去った体ごと海に投げ出して ほら分かるだろうか? この美しい世界が インディゴに染められる空と海の間 君は海を往く 彼方まで、此方まで
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