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敦「えっ…!!ペルソナの!?一体、誰だろう?」真咲「確か、ユキとか言ってたかな?」龍耶「ユキ…溝端雪之助かぁ!!」敦「アイツにはチーム抜ける時に一番殴られたよ!!」真咲「そうなの?そんな感じに見えないケドなぁ?」敦「アイツ、見た目は大人しいケド相当ケンカ強いからねぇ!!一年前、頭の深澤透と二人で高津区の全てのチーム潰したバケモンだからねぇ!!」真咲「俺にはそんな感じには全然見えなかったケド…バンドやってるし、すげぇチャラチャラしてたよ!?…まぁ俺が言うのはおかしいかぁ♪」敦「そうだぜ?梵蔵中のチャラキングがぁ!!」龍耶「…アイツ、CDプレーヤー忘れてる…二人共、悪いんだけど先に帰ってて!!俺、これを部室に置いて来るよ!」真咲「お前、相当好きだろ!?」」龍耶「だから~!!!そんなんじゃないって!!」敦「はいはい♪わかったからさっさと行って来いって!!俺は真咲とナンパしてくるからさ☆」真咲「仕方ねぇ~なぁ!!アックンは…(≧∇≦)」
肩を組み仲良くどこかへと行く敦と真咲…
龍耶「西野、w-inds.が好きだったんだぁ…意外だったなぁ!」
…ザッ!!美波「えっ!まだ居たの!?…どうせ3人で笑ってたんでしょ?」龍耶「…笑う!?何でさ?俺は笑われる事はあっても誰かを笑う事なんてしないよ!!まして頑張ってる姿見て笑うなんてしないよ!」美波「っそ!どうでも良いけどそれ返してくれない!?私のCDプレーヤーなんだけど…」龍耶「あっ!!ごめんね?はい、どうぞ…もう暗いし帰り道危ないから送るよ!?」美波「はぁ!?良いよ!!クラスの嫌われモンのあんたなんかと一緒に居るとこ誰かに見られたら私までいじめられるし…」龍耶「まぁそうだけど…でも危ないし!!」ニギィ!!龍耶「送って行くよ!?こんなに暗いから顔分からないと思うから大丈夫しょ?」美波「ちょっと!!!何、手なんか握ってんのよ!?」龍耶「ほら行こう!?」
暗い夜道を手を繋ぎ無言で歩く龍耶と美波。カタンと言う、二人の足音だけが響いていた…
美波「何か喋れよ!?一体どういうつもり?本当に楢島って何を考えてるか分からない…私の事が好き…とか!?」龍耶「好きじゃないよ!!だってお前、怖いしムカつくから!一番俺が嫌いなタイプだよ!!」美波「はぁ!?じゃ何で?だったら私が帰り道に誰かに襲われてもあんたには関係無いでしょ!!!」龍耶「分からないよ!俺だって何でこんな事してるのか!!…でもさっきの西野はすげぇ素敵だった、最高に可愛いかった…そう思ったらお前の事もっと知りたい、一緒に居たいって思って送るなんて言ってたんだよ!!!」
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