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空白に目を瞑るの 痛みと共に消し去るように 貴方の残像さえ残さぬように 苦しんだ日々は 過去と未来繋げると 信じた人々 面影追うのは無力だと 抵抗してみても 影の様に付きまとう妄想 廻る廻るノイズに笑ってる、怒ってる ブレた画質に映す過去を 解らない問題は目を瞑ってやり過ごす 紛れた感情は崩れた記憶呼び覚まし 断片的に甦る 千切られた感覚、貴方に触れて巻き戻った 苦しみを繰り返すのは忘れたくないからだと 心の隅分かっていても 認識を拒む脳は酷く回転が遅い スローモーションで回る言葉や 表情理解不能に霧をかけて
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