とりま状況把握しよう

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はじめまして読者の皆さん!僕リッキー! よろしくね!ハハッ! っじゃ、ねぇよ!俺! リッキーってなんだよ!某夢の国の鼠のパクりか!それとも某動物の森に出て来るリスの住人か! ふう…、よし、もちつけ俺。 まず状況を把握しよう。 俺は目が覚めたら森にいた。 で、今はこの某RPGに出て来るで◯おたみたいなひよこ…いや、動物フェロモンのアリス使える男子が最初の方の話で手なずけたひよこ並のでかさのひよこに追われている、と。 うん、さっぱりわからん。 俺ってばおちゃめさんだなぁ、全く~ …てへっ★ とかやってるうちにでかヒヨ(今命名。)は俺との距離を2mに縮めていた。 こうなると後ろ見ても黄色い羽毛しか見えん。 ってか俺、マジで死ぬぞ。これ。 16歳で命散るとか、本気でないわ。 まだ夏コミとか行った事ないし(地元が田舎だから)ギャルゲもやった事っつか買った事すらないし(金ないから)深夜アニメをリアタイで見た事ないし(だって健全な学生だもん)、まだまだやりたい事、あったのに……… …………… ………… ………ところで、いくら時間操作が自由なこの平面世界でも流石に時間ありすぎじゃね? でかヒヨはそのまで迫ってるってのに…… 恐る恐る振り向く俺、そこにいるでかヒヨ(身長約6m)。 因みに目は純粋。俺に構ってもらいたそうにこちらを見ている。 …………ん?構ってもらいたそう? は! そ う い う こ と かぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!! 俺は近くにあったひのきの棒を全力で遠くへ投げた! そしてでかヒヨはひのきの棒に全力疾走していった。
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