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突然、開いた屋上のドア 目に入ってきたのは 俺の嫌いなヤツだった いつも見下したような目で俺を見て かっちり着た制服に、 前髪で隠れた右目…… その、筈だった そいつは、 何かに怯えたような目をしながら 乱れた制服に、血のついた拳 いつもは隠れている右目が、見え その目の横にある、大きな…傷  
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