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23時頃。
少女は今、扉に寄り掛かるように座り込み、俯いている。
少年の真似だろうか?
少女は目を閉じているので、眠っているのかもしれない。
19時頃、下から扉を強く叩いたような音が聞こえてきた。
私がすぐに確認すると、少女が地下室の中央に立っていた。
…B氏からは相変わらず連絡がない。
明日、また電話してみるつもりだ。
1時間ほど前、老人のいる施設から電話があった。
また、行かなければならない。
……。
これから下に行き、消灯してくる。
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