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その頃鉄仮面はというと裏路地をさ迷っていた。
鉄仮面
(もウスグ仮面ノ呪いニ侵食されル・・・)
それが限りなく怖くて恐ろしかった。
鉄仮面
「ア・・・ぐっ・・・」
激しい頭痛と耳鳴りがする。
世界が暗転する。
目がみるみる赤くなっていく。
鉄仮面
「ウ・・・ガ・・・ガアァァァァ!!!」
辺りには血に餓えた獣じみた叫び声が聞こえた・・・。
朝。
ブレイン
(・・・いつもより遅いな・・・何かあったのか?)
いつもならとっくに帰って来てるはずだが・・・。
白ボン
「ブレインさん、おはようございます」
ブレイン
「・・・ああ。早いな・・・」
白ボン
「眠れなかったんです・・・」
ブレイン
「あんなに踊ったのにか?」
白ボン
「はい・・・。鉄仮面さんの事が気になって」
ブレイン
「・・・。やつは」
ブレインが何かを言いかけた
その時
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