0人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は彼方を突き飛ばしてしまった。
「ゴ、ゴメン」
いちおう謝っておいた。
「別に…。ほんとにやだった?」
「えっ?」
一瞬彼方の言っていることがわからなかった…
「だから、ほんとにやだったんでしょ?」
「えっとまあ~」
「ふ~ん。ならいいよ。もう俺帰るから」
そして荷物を持って玄関まで行った。
「それじゃあね」
バタン
彼方が帰ってしまった…どうしてだろう。
俺が嫌がってたからかな…しかもいつも帰る時はキスをしてくれるのに…本気で怒らせちゃったかな…
はぁ、
でも明日になったら戻るよね。きっとね…
最初のコメントを投稿しよう!