君
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金髪でピアスも少々、モデルのような整った顔。 それが君だった。 「帰れ」 えっ? 「龍ちゃん!怪我人にそんなとこ言ったら、いかんやろ!」 「お前……誰に向かってそんな口利いてんだ。」 「龍ちゃん怖い!」 2人が言い争いをしているのを遮るように 「あたし、帰ります!ありがとうございました!」 そう言って、フラフラしながら、立ち上がった。
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