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「おめー本当に…俺の…過去を…?」
「…そうだよ。でもね銀ちゃん。私にとっては昔なんてどうでもいい。今が大切だよ、ね。そうでしょう?」
「…あぁ」
嗚呼、どうしよう。
私、銀ちゃんに悲しい目をさせちゃった。
銀ちゃんには、笑ってて欲しいのに。
銀ちゃんだけは…。
「私、もとの世界戻らない。」
「どーゆーことですか?」
「歌舞伎町の人情を信じて、それを、学びたい。」
生きる意味を無くした私を、救ってくれたのは、紛れもない、銀魂だ。ここに来られたからには、何もしないで帰るわけにいかない。何か、大切な何かが見つかる筈だ。だから、
「悲しい顔…しないで…。
私、ここで働きたい。銀ちゃんを…みんなを…笑顔にさせてあげたい…」
「家事、洗濯、買い出し。出来るか?」
「ご飯作れたらそれでいいネ。それ以外の条件は求めないヨ。」
「家事も洗濯も買い出しも、ご飯も作れるよ?」
「んじゃあ、決まりだな。」
「キャッホーイ!!ムサイ男の中で息苦しかったネ!!やっとレディーが増えたヨ!!」
「え?いいの!?」
「いいんですよ。うちには面接とか無いんで。あなたも万事屋の一員です!!」
「やったa「だが!!条件が三つ!!」
「?」
「名前決めるのと、親に許可とるのと、危ない依頼ん時は家で留守番すること!!」
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