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横を見ると、銀ちゃんがいた。
私の肩に手を回している。
「アノ…ナンデスカ?」
「なんでカタコト?キャサリンかお前は。
あんま放置プレイすっと銀さんいじけるぞコノヤロー」
「あの…だからってなんでとな「んで?用件はなんだ?」
遮られた。人の話は最後まで聞こう。
ん?ちょっとまって。
私、何のために此処来たんだっけ。
たしか…銀さんに会うため…これは…夢で…あるからして…
「……え?」
私は此処で、銀時の腕の体温に改めて気付いた。
夢…だよね?
夢みてるんだよね?
この体温は…きっと…何か…違う…
「銀ちゃん!私を一発殴って!」
「それが依頼ぃ?ユニークだなァ。
一発でいいんだな?
殴るにしても依頼は依頼だ。金は貰うぞ」
銀時は拳を固めた。
「ぎ、銀さん!?本気ですか!?女の子殴るなんて!それにあなたも!なんでこんな依頼!」
「そうヨ銀ちゃん。女子供殴るなんて侍の風上にも置けないネ。私が殴っちゃるヨ。」
「オメーがやると依頼人死んじゃうから」
「大丈夫ヨ。手加減す「早く!!」
「早く!!」…早く…夢と知らせて!!
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