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「んじゃあいくぜェ」
ブンッ
銀時が拳を振り上げる。
「ちょ、銀さん、まっ!」
ヒュウッという音と風が、耳に入る。
来るっ…と歯を噛み締め目を閉じた。
だか、痛みはこない。
「え…」目をあける。
冷たい銀ちゃんの目、だかすぐに優しくなる。
「俺、女はなぐれねーよ」
ピンッと額にでこぴんされた。
「…」
ポーカーフェイスな私。顔色は変わらないが内心は火がでるくらいデレデレだ。
銀時に抱きつきたいくらい大好きだ。
だができない。ポーカーフェイスは崩せない。
でこぴんされた額に触れる。
「痛い…」
痛い?夢は?
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