Ⅱ,馬鹿じゃん?

5/6
前へ
/23ページ
次へ
「んじゃあいくぜェ」 ブンッ 銀時が拳を振り上げる。 「ちょ、銀さん、まっ!」 ヒュウッという音と風が、耳に入る。 来るっ…と歯を噛み締め目を閉じた。 だか、痛みはこない。 「え…」目をあける。 冷たい銀ちゃんの目、だかすぐに優しくなる。 「俺、女はなぐれねーよ」 ピンッと額にでこぴんされた。 「…」 ポーカーフェイスな私。顔色は変わらないが内心は火がでるくらいデレデレだ。 銀時に抱きつきたいくらい大好きだ。 だができない。ポーカーフェイスは崩せない。 でこぴんされた額に触れる。 「痛い…」 痛い?夢は? _
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

56人が本棚に入れています
本棚に追加