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「わかればよろしい」
「なにその上目線?!」
「上ですから」
鈴は平然といってのけました。
「願いを叶えてほしいのでしょう?」
「うん!!あのね、目がパッチリで、鼻が高くて、唇が薔薇のような、シンデレラみたいなお姫様にして下さい!!」
雪乃は願い事を叫びました。
すると鈴は笑いました。
「それは無理です。」
「えっ!?なんで?妖精でしょ?魔法使えるんでしょう?可愛くしてよぉ!」
鈴は少しだけにらみをきかせていいました。
「私は可愛くなるお手伝いをすると言ったのです。他人まかせで可愛くなろうとする、その考えがもう可愛くありません。」
雪乃は言葉を失いました。
「美人にはいろんな種類があるのです。シンデレラのようなお姫様美人、和風美人、アジアン系美人、セクシー系美人、性格美人…自分が似合う美人を目指せばいいのです。」
そういって鈴はまた雪乃に微笑みかけました。
「…でも、世間一般の美人って目が大きくて、目鼻立ちがくっきりのことじゃないの?」

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