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風華が事故で入院してから1週間…。
風華の意識は一向に戻らない…。
今日は兄貴と一緒にみんなでお見舞いに行った。
風華はいろんな機械につながれていてかわいそうだった…。
でも姉貴が笑顔で、
「今日…ね、朝手が動いたの。私の手をギューって握ったんだよ。風華、手を動かしてくれたんだよ。」
兄貴「…!」
オレ「やった…。」
怜華「本当!?風…凄いね…。がんばってるね…。」
みんなで話し込んでしまった。
気がつくと後ろが馬鹿に静かだった。
ふと振り返るとチビたちの姿がない…!
オレは怜華と探しに行った。
オレ・怜「龍ー、愛ー。」
すると、
龍「ねーね?」
眠そうに目を擦りながら龍が歩いてきた。
怜「愛姉は?」
龍「ちらない。」
怜「何してたの?」
龍「かつれんぼ。」
怜「それで探してたの?」
龍「…。」
怜「寝ちゃった…?」
オレ「うん。寝かせて来いよ。オレ愛探してるから。」
怜「わかった。ありがとう。」
オレ「愛ー。愛ー。」
探していると、ダスターシュートのところに愛の靴があるのを見つけた。
「愛?」
体の小さいオレは中に入った。そして滑りおりた。
するとそこは…。
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