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風華が入院してから3ヶ月…。
手が動いたきり意識は回復してない…。
姉貴は付きっきりで面倒を見ている。
愛「行ってきまーす」
龍「まーしゅ」
いつものようにみんなを送った後だった…。
姉貴から電話がかかってきた。
姉「もしもし!お兄ちゃん?」
オレ「は?優やけど。」
姉「あっごめん。優?」
オレ「何?何興奮してんの?」
姉「あんさ、あんさ、あんさ、あんさ…。」
オレ「いいから落ち着け」
姉「風華が…。風華が目を覚ましたの…。」
オレ「え!?え…え~え!?もう一回!」
姉「だから…。風華が目を覚ましたって…。」
オレ「マ、マジかよ。もう一…」
姉「じゃあお兄ちゃんと今すぐ来てねー。バイバーイ」
ガチャ
ツーッ
ツーッ
ツーッ
オレ「お、おいよー。」
姉はあっさり電話を切りやがった。
兄怜「何の電話?」
オレ「風華が目を覚ましたってー」
兄「うおーマジかよ。」
怜「本当に!?」
オレ「おぉ。早く病院行こうぜ。」
怜「やった…。」
兄「風華ちゃ~ん❤」
こうして病院に行くと、ニコニコした風華がいた…。
テゥルル…。
家では電話が鳴り響いていた。
まさかこの電話が第2の事件の始まりと誰が気付くでしようか…。
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