奇跡

2/2
前へ
/40ページ
次へ
風華が入院してから3ヶ月…。 手が動いたきり意識は回復してない…。 姉貴は付きっきりで面倒を見ている。 愛「行ってきまーす」 龍「まーしゅ」 いつものようにみんなを送った後だった…。 姉貴から電話がかかってきた。 姉「もしもし!お兄ちゃん?」 オレ「は?優やけど。」 姉「あっごめん。優?」 オレ「何?何興奮してんの?」 姉「あんさ、あんさ、あんさ、あんさ…。」 オレ「いいから落ち着け」 姉「風華が…。風華が目を覚ましたの…。」 オレ「え!?え…え~え!?もう一回!」 姉「だから…。風華が目を覚ましたって…。」 オレ「マ、マジかよ。もう一…」 姉「じゃあお兄ちゃんと今すぐ来てねー。バイバーイ」 ガチャ ツーッ ツーッ ツーッ オレ「お、おいよー。」 姉はあっさり電話を切りやがった。 兄怜「何の電話?」 オレ「風華が目を覚ましたってー」 兄「うおーマジかよ。」 怜「本当に!?」 オレ「おぉ。早く病院行こうぜ。」 怜「やった…。」 兄「風華ちゃ~ん❤」 こうして病院に行くと、ニコニコした風華がいた…。 テゥルル…。 家では電話が鳴り響いていた。 まさかこの電話が第2の事件の始まりと誰が気付くでしようか…。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加