愛の病気

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オレたちが安心しきって家に帰ると、留守電が入っていた。 『もしもし…。花倉幼稚園の原野ですが…。愛ちゃんが熱を出してしまったので迎えに来てください…。』 急いで俺が迎えに行った…。 愛はうなされていた…。 オレ「愛?大丈夫か?兄ちゃんだぞ。」 先生「あの…。お兄様がいませんでした?」 オレ「兄は仕事で姉は病院で妹に付きっきりで、怜が一番下の妹の面倒見てるんでオレしかいないんです。」 先生「そうですか…。では安静にしてあげてください。」 オレ「わかりました。ありがとうございました。」 愛の熱は40度をこえていた。 家は赤ちゃんがいるので病院に連れて行った…。 オレ「すいませーん。待合室に緒田優華を呼び出してください。」 看護婦「わかりました。」 ピンポンパンポン…。 緒田優華様…。 すると、姉貴が来た。 姉「ま…愛!どうしたの?」 オレ「熱があるんだ…41度…。」 姉「よ…41度!どうして家に連れて帰らなかったの?」 オレ「花がいるだろ。うつったら大変だ。」 姉「…そっか…。じゃ早く見てもらお。」 結局愛は入院することにった。
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