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俺が家に帰るとみんながなにやら準備をしてた。
…?
怜「どいた。どいた。邪魔よ。」
俺「何だよ。」
怜「今日は花の誕生日でしょーが。」
そうだった…。
ますます言いにくくなった…。
くそー…。
どのタイミングで言えば…。
怜「ほらー。ぐずぐずしないで手伝いなさいよー。」
そう言われ怜に言われるがまま動いた。
…しかしなぁ…。
このまま黙っとくわけにはいかないしなぁ…。
怜「…。…。…や。…うや。ゆうや。優哉!聞こえてんの?さっきからぽけ~ってしてるけど大丈夫?」
オレ「…。あ!あー大丈夫。大丈夫。」
怜「本当に?今日のあんたなんか変よ。」
オレ「そ…そうか?」
兄「あっ。もしかして愛のこと…。なんかあったのか?」
オレ「…。」
兄怜「何?…隠してるの?」
怜「教えなさいよー。」
オレ「実は…白血病だったんだ…愛…。」
兄怜「…!?」
オレ「あっそれと風華明日退院だって。」
兄「それはよかった。…愛は…治るのか?」
オレ「知らない。詳しいことは…姉ちゃんが聞いてるから…。」
兄「わかった…。…さぁ気をとりなおして…花誕生日おめでとー。」
みんな「おめでとー」
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