いなくなった兄貴

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テゥルルルル…。 ケータイがなった。 「もし…。」 「優くんかい?おばあちゃんが倒れちゃったんだよ。今すぐ来ておくれ。もう…わけがわらなくて…。」 おばさんだった。 …しかしオレは修学旅行ですぐには行けない…。 あわてて兄貴に電話したら「姉貴といくからちびちゃんたちを頼む。花は保育園で風と龍は愛が面倒見てるから。」 と言われた。 オレはあわてて怜を呼び出した。 怜「何よ急に呼び出して…」 オレ「ばあちゃんが倒て兄貴と姉貴がばあちゃんとこに行ってるからちびちゃんたちの面倒よろしくって。」 怜「え?…本当に?」 オレ「うん。だから怜は花を保育園に向かえに行って。オレは愛が龍と風の面倒見てるから病院に行く。」 怜「わかった」 オレ「じゃあとでな」 そういうと怜は逃げるように走りさった。 それから帰りのバスに乗ったのは5時を過ぎていた。 疲れてたオレはいつの間にか寝てた。 気がつくとメールが来ていた。 ふと、時計を見た。 7時…。 「このままだと着くのは9時か…。」 そう思いながらメールを見た。 『お前の兄貴を逮捕する』 という内容だった。 オレはくだらない内容と眠さで無視した。 そのころ愛たちは…。
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