3人が本棚に入れています
本棚に追加
よく晴れた土曜日の朝。
仲良し兄弟のオレたちは暇だった。暇で暇で暇だった。
午前中だらだら過ごしてお昼ご飯を食べていると姉ちゃんが、
「ご飯食べたら公園行かない?」
と言いだした。
これが事件のきっかけ。
でもみんなは知るよしもなかった…。
それどころか、
風「とーえん。とーえん。」
龍「わーい。」
と嬉しそうにはしゃいでいた。
「早く行こー」
姉「待ってね。風華が食べ終わったら行こうよ。」
龍「いーやら」
怜「お姉ちゃん、私、面倒見るから先にいっちゃだめー?」
姉「本当?じゃあお願いしていーい?」
怜「うん。かわいそうだし。」
姉「じゃあ頼むわ。」
怜「じゃあ愛、龍、行くよー。」
オレ「行ってらっしゃーい」
怜「何言ってんの?アンタも行くよ?」
オレ「はぁ?オレ?」
姉「当たり前でしょう。怜華1人じゃあ大変でしょうーが。」
「あーあ面倒くさい。」
怜「今何か言った?」
「べ…別に…。」
オレたちは口喧嘩しながら公園に行った。
最初のコメントを投稿しよう!