大空の守り神

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  「大佐~レーダーに感、 レーダートレース! アバウト30、領空内に越境を確認!距離17ブロック、方位3-1-3!!」 続いてレーダー手は正確に状況を伝えている。 「目標をタロンと呼称、マージ 目的地は真っ直ぐに我がローウィル空軍基地を目指しています インターセプター(迎撃機)を上げますか?」 それを確認するように指示を出すのは防空大佐のマッケンジーだ 「今から基地から上がっても間に合わん!発進はスクランブル機だけだ分かったか?上空にいる一番近い部隊は?」 「Sir はい、 130㎞先にF-105スコードロンが飛行・戦闘中!急行させますか」 大佐は天を仰ぎ下を俯いた それは間に合わない距離では無かったが何よりも気に入らないのは寄りにもよってアイツらだからだ。 「クソ、仕方がない死神を頼るしかないか…」 そう呼ばれた 飛行中隊はすでに別の敵と対峙していた  
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