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紘「えっ!?はっ!?」
紘は訳がわからず困惑する。
碧「相沢くんって、可愛いね♪」
目が明らかにオカシイ!?
紘「おい、碧お前急にどうしたんだ?」
碧「髪も綺麗だし、手足も長い♪」
紘の声が聞こえていないようで髪や手足を撫でながら不気味に碧は笑う。
玲「ちょっ、ちょっと碧!?やめなさいよ!//」
慌てながら玲が碧を羽交い締めする。
紘「玲、助かったよ」
紘は埃を払いながら立ち上がる。
玲「紘、碧には気を付けなさいよ、碧は可愛いとか綺麗な男女が好きなんだから」
ん?
紘「男女?」
玲「碧はバイなのよ…気に入られたら最後、しつこいから…まあ悪い子じゃない…と思うけど…」
玲が説明している間も碧は手足をばたつかせて暴れていたのだが、それが急にピタリと止まる。
碧「玲から積極的に抱き着いてくれたから、久しぶりに玲にしようかな?」
玲「!?」
玲は羽交い締めを解くと、後ずさっていた。
玲「私は良いわよ!紘の方に行きなさい!」
碧「まあ玲がそう言うなら♪」
嘘だろ…!?
碧「相沢くん♪」
紘は思わず教室を飛び出し、碧は逃げ出した紘を追って行き玲は助かった。
教室を出る時紘が見たのは玲が手を合わせているところだった。
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