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桜「それじゃあ、さっきの続きを聞きましょうか」
桜が腕をを組みながら碧に切り出した。
現在紘達は学園を後にし、碧と華帆の二人を連れ相沢家に帰って来ていた。
碧「はい、えっと…、言いにくいんですけど…私バイなんです…それで久しぶりに可愛い男の子と話してたら理性が吹っ飛んじゃって…、あんなことになりました…、すいません…」
桜「えっ?バイ…」
桜はバイと言う単語に驚きキョトンとしている。
華帆「バイってことは、私や桜にも同じことが起こりかねないわよね?」
華帆は静かな口調で尋ねる。
碧「はい、出来れば今すぐ押し倒したいのですが、今朝の事があるので我慢してます!」
華帆の質問に碧は目の色を変えながら返答する。
華帆「まあ相沢くん可愛いから襲いたくなる気持ちは理解できるけど」
紘「理解しないで下さい!?」
華帆は紘を無視し、話を続ける。
華帆「私と桜にそう言う趣味は無いから、襲うなら相沢くんと彼女にしなさい」
華帆は絋と玲に目線を送る。
紘「襲うことを肯定しないで下さい!」
玲「私は嫌です!碧の行動は度を越えています!それと私は相原玲です!」
華帆は二人の様子など気にも止めない様子で桜が出したコーヒーを飲む。
桜「まあ、理由はわかったは、取り合えず、今度から我慢してね、また学校であんなことが有ったら生徒指導の対象になるから」
碧「はい、わかりました…」
黙っていた桜が生徒会長としてしっかりと碧を注意し、次に立ち上がると紘の方を向く。
桜「紘、紘はその他にも問題を起こさないようにしてよ!前科があるんだから!」
腰に手を当てると、口を少し膨らませ、やや怒りながら注意する。
『前科?』
前科と言う言葉に玲、華帆、碧の三人が反応する。
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