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紘「玲、大丈夫?」
玲「紘…」
ソファーでクッションを抱えている玲に向かって言葉を投げ掛けると、玲はクッションで顔を隠しながら応える。
紘「さっきからずっと元気ないな」
玲「……」
紘「気にしすぎだよ、元気出せよ」
玲「私、感情的になって酷いこと…」
紘「もう良いよ、もうこの話終わり」
玲「でも…」
紘「はぁ…まったく」
紘は溜め息を吐くと玲の頭に手を乗せ、優しく撫でる。
玲「えっ…」
玲はいきなりのことに戸惑いながら紘の顔を見る。
紘「悪い癖だぞ」
玲「うん…」
そのまま少しの間、紘は玲の頭を撫でていた。
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