第五話

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ぐすん×2💧……… 何してるかって?💧ぐすんわかんねぇ泣いてんだよ 何故かって、それは…………ヨシさんが…………………ぐすん💧 俺はホームレスだ。 だからと言って泣かないわけじゃない、 俺はホームレスだ だからと言って死んで言い訳がない、 ……… ヨシさんは死んだ、頭に強い衝撃があたえられたため、Γもう少し早く病院にくればわからなかったかも…」医師は言う その時俺は金髪の少年よりも、通行人を恨んでいた、何故救急車を呼んでくれなかったのか、とかね、…… 悲しみに明け暮れていると、医師に帰ってくれと言われた。 どうやら病院の中にホームレスを入れて置きたくないらしい、…… 俺たちは帰った、病院から家は遠いので、ヨシさんの握り締めていた金を使い、電車で帰る事にした。 俺たちの乗った車両には、終電も近かったのか、五人しか乗っていなかった、すると俺たちが電車に乗るやいなや、他の車両に移るではないか、……… ハッ‼ここで俺はようやく気付いたんだ。 ホームレスとはこう言う扱いをされるんだ、と、だからヨシさんはΓ抜け出せ。抜け出せ。」と言っていたんだ。 涙があふれてきた。 なんでだろ。なんでだろ。 涙がとまらないや。 ホームレスを気に入ってしまった、自分が情けなくて、情けなくて、…………… その時俺は決めたんだホームレスを止めよう。 ダンボールの家に帰るとまだ泣いている仲間に、別れをつげ、昔着ていた、スーツを着て、昔とって置いたサイフから金を抜き、タクシーに乗った。 俺はもう二度とここに戻ってこないと誓い、タクシーは走りだした。 その晩の事は今でも良く覚えている、とりあえず駅のベンチで寝た。 なかなか寝つけず、何度も立ち上がったりしてた。 なんやかんやで寝付き。 次の日、近くの売店でかった歯ブラシで歯を研き、近くの便所で顔を洗い、履歴書書いて就職活動をした。 さすがにこの歳でやとってくれる所は少なく、なかなか決まらなかったが五件目の会社から連絡が来た。 それが俺がホームレスからぬけだした。瞬間だ。………
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