6人が本棚に入れています
本棚に追加
ぐすん×2💧………
何してるかって?💧ぐすんわかんねぇ泣いてんだよ
何故かって、それは…………ヨシさんが…………………ぐすん💧
俺はホームレスだ。
だからと言って泣かないわけじゃない、
俺はホームレスだ
だからと言って死んで言い訳がない、
………
ヨシさんは死んだ、頭に強い衝撃があたえられたため、Γもう少し早く病院にくればわからなかったかも…」医師は言う
その時俺は金髪の少年よりも、通行人を恨んでいた、何故救急車を呼んでくれなかったのか、とかね、……
悲しみに明け暮れていると、医師に帰ってくれと言われた。
どうやら病院の中にホームレスを入れて置きたくないらしい、……
俺たちは帰った、病院から家は遠いので、ヨシさんの握り締めていた金を使い、電車で帰る事にした。
俺たちの乗った車両には、終電も近かったのか、五人しか乗っていなかった、すると俺たちが電車に乗るやいなや、他の車両に移るではないか、………
ハッ‼ここで俺はようやく気付いたんだ。
ホームレスとはこう言う扱いをされるんだ、と、だからヨシさんはΓ抜け出せ。抜け出せ。」と言っていたんだ。
涙があふれてきた。
なんでだろ。なんでだろ。
涙がとまらないや。
ホームレスを気に入ってしまった、自分が情けなくて、情けなくて、……………
その時俺は決めたんだホームレスを止めよう。
ダンボールの家に帰るとまだ泣いている仲間に、別れをつげ、昔着ていた、スーツを着て、昔とって置いたサイフから金を抜き、タクシーに乗った。
俺はもう二度とここに戻ってこないと誓い、タクシーは走りだした。
その晩の事は今でも良く覚えている、とりあえず駅のベンチで寝た。
なかなか寝つけず、何度も立ち上がったりしてた。
なんやかんやで寝付き。
次の日、近くの売店でかった歯ブラシで歯を研き、近くの便所で顔を洗い、履歴書書いて就職活動をした。
さすがにこの歳でやとってくれる所は少なく、なかなか決まらなかったが五件目の会社から連絡が来た。
それが俺がホームレスからぬけだした。瞬間だ。………
最初のコメントを投稿しよう!