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「よう、お前ら朝から賑やかだな」
と、そこへ岸島先生登場。
俺は一旦だが難を逃れる。
「先生!五分待って下さい!今からこいつを処刑します!」
「無理だ優月。やるなら後でやれ」
後でならいいのか教師。
「そんなことよりお前らに大事な知らせみたいなのがある」
そんなことなのか教師。
「よ~しお前ら席に着いたな」
「先生、大事な知らせって何ですか?」
「違うぞ番、大事な知らせみたいなのだ」
どっちでもいいですよ。
「じゃあ別に大事じゃないのか?」
「あぁ、まぁ、そう言われればそうかもな」
先生にしては妙に歯切れが悪い。
どんな話なのだろうか?
「先生大事じゃないなら後にしてもらえませんか!一輝の抹殺が……」
「落ち着け優月。今から話す」
まだ、俺の処刑を考えてたのか。
ホームルームが終わったらダッシュで逃げるぞ。
「いいか一度しか言わないからよく聞けよ」
そこで先生は一度溜めて―――
「今日でこの学校は無くなる」
―――超大型爆弾を投下した。
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