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だから、栖関さん…
そんな目で見ないで。
今にもレーザー光線出てきそう。
「先生。天然も度が過ぎると笑えないです。それ、もう死んでるんじゃないでしょうか。」
「…。いや、そんなことはないはずです。辺銀は死なない。気がする。爺先生とか雅記がいるし。」
「鏡さんとか、その、爺先生とかいう人に聞いてみれば。」
「え、っでも気まずい…」
私にだって一応人並みの感情はある。
「先生。つべこべ言っている暇はないです。」
「そ、そうですよね。」
レーザー光線並みの破壊力。
私の中の気まずさを見事破壊した。
「じゃあ、仕方がない。雅記に許可を取ってきます。」
「…え。そこ?」
初めて栖関さんの間抜けな声を聞いた気がする。
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