第一話

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 俺は小さい頃から野球が好きで、人並み以上に努力もしてきて、その努力が報われたり報われなかったり、普通の一野球選手として野球をしてきた。 将来はプロに入って、活躍したいとも思ってる。 だから、俺は高校野球の名門校である西強(さいきょう)高校に入学しようと思っていた。 甲子園常連はもちろんのこと、毎大会優勝か準優勝。プロ野球選手を多数輩出していて、若手有望株の品質最高の市場だ。 また、全国的に見ても高レベルな学力を誇る。俺は中学三年の夏に部を引退し、それからは野球の練習と同時並行で必死に勉強して偏差値も西強のボーダーラインを超え、合格圏にまで到達した。
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