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夏夢の目が輝いていた。
植野に向かって
「その格好はテイ〇ズオブファ〇タ〇アのク〇スだね!」
「そうだ!僕はクレ〇・アル〇〇ン!よし、ダ〇スをだお(ry」
バシコーン
「お前、コスプレした上にそのゲームの有名なオヤジギャグを言ってその場を凍らす気か」
はい、自重自重と言わんばかりに明菜はハリセンで全力で植野を叩く。
しかも顔が真顔だからもっと怖い。
すると湯飲みでお茶(茶道部から拝借)を飲んでいた三喜男はうーんと考えた。
「明菜さんはやっぱりハリセンバシコーンですねぇ」
「なんだそれ?」
「称号と言ったらバシコーンでした」
「…?」
全く三喜男の言っている意味がわからない明菜。
だからスルーした。
晴がとことこやって来て、三喜男に抱きつく。
…BL方向にいくわけない。
ただの甘えだと書いておこう。
いるよね。こうかくと勘違いして鼻血出す人。
私は少なくとも一人知ってます。
「三喜男は食べる気満々だね!鍋を持ってさ。捕まえないと食べられないわよおー」
「晴は夏休みの格好だねぇ。麦わら帽子あれば良いのにねぇ」
「必要ないやつ持ってくるな」
隊長はそれぞれに鍋と虫取り網を頭に被せた。
…隊長、あんたのが一番必要ねぇよ…
隊長以外、心の中でそう思った。
が口にはけしてしない。
間違えなくチェーンソーで切り裂かれるから。
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