猪捕獲大作戦、大丈夫かと言えば大丈夫とは言えないと言う

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校庭では… 先生達が奮闘していた。 「どうして校庭に猪が出るんだぁぁ!!」 と二年二組の担任中本先生の叫びは校庭に響き渡る。 すると、二年学年主任の山口先生がゆっくりとした口調で 「あー、これギャグだからね。中本先生」 「山口先生!冷静過ぎます!!」 「これは本来、警察とか市がやる仕事だよ。何で俺達でやらなきゃいけないんだい?」 「…ギャグだからです」 先生方はギャグなら何でもいいのか。 職員室校庭側出入口からもう一人の男の先生、出てきた。 一年三組の田竹先生だ。 「俺が相手だぁぁ!!!」 田竹先生は野球のバットを持って、すごい勢いで猪に突っ込んだ。 しかし 「イギャアアア」 猪の突進で遥か彼方に吹き飛ばされた。 猪の力は凄かったって事だ。 「田竹先生ぇ!!」 「たーまやー。よく飛ぶねぇ」 山口先生。傍観している場合ではありません。 さて、猪に飛ばされた田竹先生が今回の依頼人。 ちなみに第七部隊はせっせと教室で捕獲大作戦のために支度していた。
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