とりあえず、高校デビュー?

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もちろんいきなりの登場の私に、卑猥な声をあげていた女の人はびっくりしてこちらをギロッと睨んできた。 そんな女の人に私は謝罪の言葉を投げかけ、その場を走って逃げた。 階段を全速力で駆けのぼった私はもちろん息切れ。 運動能力が皆無だから仕方ないのかもしれないけれど、それよりなにより、今見てしまった行為の方がずっと体温を上昇させる。 見てしまった…他人のキス。
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