桜舞う頃に

9/31
前へ
/36ページ
次へ
「別に、意味なんて無いよ。」  予想した場所よりも近い場所で、手が有った場所に其れは立って居た。 「そうだね、強いて言えば僕の名前を覚えてもらう為に、インパクトのある登場の仕方を模索していたのさ。」 「主に名など無いであろう。」 「流石サクラ、鋭い所付くね。君のそういうクールな処も好きだよ。」 「主はいつも妙だが、今宵はいつにも増して変だ。」
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加