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タッタッタッタッ
表通り迄後100メートル位だ
十分逃げ切れるだろう
そして、やはり後で思い知らされることになる
これも、俗に言うフラグだったのか、と
男の様子を確認しようと後ろをチラッと見てみると、拳銃を持ち、こっちを狙っていた
うわ、マジで?
やべ、死んだかも
そんなことが頭に浮かんできたが、全力で表通りに向かって突っ走る
表通り迄後50メートル位の時
パンパンパンパンパンパン
と、後ろから銃声が六回聞こえた
二発は外れたが、残り四発は、当たってしまった
クソ、まじいてー
こんなことになるなら、ここに来なきゃ良かった
あ、相手が拳銃持ってたのって、俺が考えてた最中にフラグ要素が………あったな
あー、意識が朦朧としてきた
クソ、フラグなんて………消えちまえ
そんなことを考えながら俺は、意識を手放した
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