【第四章 見えない孤独】

1/1
前へ
/16ページ
次へ

【第四章 見えない孤独】

朝が来て日が変わっても わたしの境遇は 何も変わらなかった。 まったく期待していなかった というのも 多分、事実ではない。 綺麗さっぱり 消えてしまえるのではなく、 映画に出てくるポルターガイストのように、 此処にいるという事を もっと主張できるのではないか と考えたのだ。 それは結局、 わたしの頭の中でしか 展開しない幻想だった。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加