夢色

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水面が揺れる ふわり 花弁 映るのは君 ゆらり 歪んで 浸食される じわり 黒い霧 寂しさに埋もれて 電波で紛らわす でも触れたくて そっと 視界が歪む 手を差し延べる 君が眩しい 体温が伝わる感触 温度差さえも愛しくて 何処が好きなんてわからない 隣に居れば幸せで。 心が揺れる 確かな鼓動 迷うのは僕 君を探して 浸水してく 僕の精神 不安が渦巻き 言葉で紛らわす でも届かなくて 小さく縮こまる 微笑みをくれる 君が必要で そっと肌に触れる感覚 恥じらいさえも夢色で 何しようなんて考えない ただ傍にいて欲しいだけ。 出口へと導く 君の存在 体温が伝わる感触 温度差さえも愛しくて 何処が好きなんてわからない 隣に居れば幸せで。 そっと肌に触れる感覚 恥じらいさえも夢色で 何をしようなんて考えない ただ傍にいて欲しいだけ。 風が撫でる 僕等の時間 映るのは僕 二人並んで ふんわりと舞う夢の色
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