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翌日。
…眠い…
結局、ワークが終わったのは日付が変わる頃だった。
今は授業中。
怖い担任の物理だが爆睡している生徒がちらほら。
やっぱり大変だなぁ…
ちゃんと起きてるの高野くんぐらいだし。
なんか寝てるの見てると…こっちも眠くなる…
しかし担任は怖いので眠れない。
キーンコーンカーンコーン…
そんな葛藤の中、授業が終わった。
やったぁー
休み時間になる。
…やっと思い切り眠れる…
そう思った時だった。
「橋本さん、ちょっといい?」
高野くんがやってくる。
「…はい。」
中庭に連れてかれる。
庭は手入れが行き届いている綺麗な薔薇がたくさん咲いていた。
「あの…」
早く寝たいから教室に戻りたいなぁ…
「もう大丈夫だと思うよ。」
高野くんが言った。
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