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カタ…
リオは、かすかな物音と気配で少しだけ目を覚ます。
カーテン越しに淡い光が確認できる。
シャッ!!
「うわっ😵」
カーテン越しの淡い光は、突如として光の刺激になる。
「やぁ。リオ、よく眠れましたか?」
いきなりカーテンを開けたのはルクスだった。
人の髪にしては珍しい銀髪が陽光をよく浴びて、影になっている部分以外、光に溶け込んだように眩しくて見れない。
「いきなりカーテンを明けるな!バカ😠💢」
「昨日の天気がまるで嘘のようですよ~🐱☀やぁ、小鳥さん」
ルクスは怒っているリオに気にしたふうもなく小鳥に餌をまきはじめる。
「なぁ…本当に大丈夫なのか?」
「ええ。」
それは、昨日の夜のこと……
「この街の大きい教会を見ましたか?」
「あ…あぁ」
リオが逃亡時に大きい教会が光を放っていたのはちらほら見えていた。
「それがどうした?」
するとルクスは微笑みをリオに向け、
「あそこには、元々、秘密局のアルデンヌという者たちのアジトだったと私は記憶しています。」
「だから?」
「最近では、そこが魔道研究所になっているらしいので、何か解るかと😃」
「…」
「明日、入り込んで調べましょう🐱」
と、いうことだった。
「まぁ、足手まといになるなよ」
「私の方が内部をよく知っていますが🐱☀」
「……😒」
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