第二章

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「眩しいな…もう朝か」 教会の扉から出ると、そこには眩しいかぎりの日光が降り注ぐ。 リオは、両腕にルクスを抱えているため、目をつぶる。 目が陽になれてきたところで、再び歩き出す。 +++++++++++++++++++++++++++ ++++++++++++++++++++++++++++ 「っふー。お前って、案外軽いのな。」 ルクスの家に着き、ルクスをベッドに入れる。 彼は人形の様な表情ない顔で眠っている。 「あ~あ。俺も疲れた。寝る。」 リオは独り言の様な、ルクスに言い聞かせる様な… とにかく、彼は眠りについて。 †††††††††††††† 翌朝、リオはベッドの上で目を覚ます。 何やら焦げ臭い…。 そこには、銀髪の長髪、とても美しい男が両手に鍋を持っている。 「やぁ、リオ。おはようございます。」 「また、無駄にしてしまいました💧」
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