第三章

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リオは教会での出来事を全て ルクスに告げた。 話を聞いた彼は、嬉しいような…そうではないような、困った顔をしたが、 《過去のモノ》を探す旅に来てくれた。 場所はラビスの森。 晴れた真昼だと言うのに、巨大樹木が高々と群生して、陽はほとんど遮られている森だ。 外気は冬のように冷たいが、 薬草がところどころに生えている森だ。 「この地図…本当に大丈夫なんだろうな…😒」 さっきから森を歩いても歩いても、道っこ一つ見えない。 それどころか、迷っている。 「それは、一年前の地図ですから多分大丈夫ですよ~🐱☀」 「なんだとぉ💥⁉…ここの巨大樹木はなぁ、俺の知識によれば成長が早いんだよ‼一年前の道があるわけないだろが‼💢」 「そうでしたか…では、感で進みましょう!!」 「……😒💧」 そんなこんなで、2人が進んでいると たまたま、人がいた。 「??ルクス…あそこに人だ」 「……リオ!今、倒れました!」 2人は一斉に駆けつける。 そこに居たのは……少年だった。 「おい!?大丈夫か?しっかりしろ!!」
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