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「ところで…あなたは囚人でしたか?」
「…!?あっあぁ…わかってたのか」
やはり…殺すしかない
しかし、その気にはならなかった。
「ええ。まぁ。」
そういうとルクスはリオの手の甲を指差す。
つられてリオは自分の右手の甲を見る
「!?…なんだコレは⁉」
リオの右手の甲には魔科学的な紋章が描かれていた。
痛みなどの害の感覚はないが、かすかに気味が悪い黒い光が煌めいている。
「『印』ですよ。罪人には右手に、伝染病などの危険性のある人物には左手の甲にでるんですよ~😃」
ルクスは笑って答える
「じゃあ…」
「このまま旅をするなら先は大変ですね」
「……」
絶望だ。
「しかし、消す方法があります」
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