第0章 プロローグ

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徹「兄貴・・・」 俺の名前は久坂 徹(クサカ トオル) 中学二年生 母と二人暮らし 生まれつき心臓が弱く、入院生活を送っていた。 しかし、昨日行われた手術で成功すれば完全に治る可能性があるらしい。 そして見事に成功した。しばらくすれば完治も夢ではないらしい。 俺のことを心配してくれたのか、離婚した筈の父親や俺と関わりがある人はみんな来てくれたが、唯一兄貴だけは来なかった。 全国大会の日と被ってたから仕方ないかもしれないが、少しショックだった。 何故なら手術に失敗したら、命の保証がなかったからだ。 ・・・兄貴にとって、俺の命よりバドの大会の方が大事らしい。
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