一章

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まさか吸血鬼だとはな。 俺は夢の住人だ。 って言うのを期待していたのに。 「驚いたか」 また自慢げに言う。 「吸血鬼・・・本当にいたんだな・・・・ってかなんで夢に現れるんだ?」 「実はエクソシストとか言う化物に襲われて異世界に閉じ込められたんだ。」 ファーストサウンドは笑いながな言う。 「じゃあその傷も?」 「あぁ、エクソシストにやられた。 この吸血鬼、ファーストサウンド=スカイが負けるなんて、情けない話だ」 「ファーストサウンドがここから出る方法とかないのか?」 僕は彼女の事が心配になった。 「無い事は無い、しかしこのやり方はあまり好きじゃない。」 彼女は少しだけ悲しい表情を見せた。
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