序章

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助かった。 「お兄ちゃんどうしたの、汗凄いよ?」 心配しているみたいだ。 「少し嫌な夢を見たんだ」 「ご飯を食べて元気だして」 「うん。そうするよ」 僕は早紀に元気付けられた。 余程腹が空いていたのか腹の虫がカミナリの様に鳴いていた。 「いただきます」 この号令と共に僕は箸を進めた。 「ごちそうさまでした」 早紀の作ったハンバーグはとても美味しかった。 お腹には、もう何も入らない。 「食べ過ぎた」 「お兄ちゃんご飯を七杯も食べたもんね」 笑いながら早紀が言った。 少し休憩してから僕は風呂に入る事にした。
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