一話

2/5
前へ
/5ページ
次へ
神山理沙「うぅ…。」 やばい、送ってしまった。 私はこの間の真知田君の事で傷付いた事に我慢出来なくなり、 つい勢いに任せてメールを送ってしまった。 しかも夜の11時半に。 内容は… 『この前の公演、見に来てくれた? 私の演技、どうだったかな? いつもより上手くできたの♪』 と、こんな感じだ。 来ていないとわかっていながらこの内容。 なかなか嫌味だなって自分でも思う。 その日、真知田君から返事なメールは来なかった。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加