誰か夢だと言ってくれ!

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*** 俺はそれからもう言葉が出なかった。気色悪い変態がした行為だとばかり思っていた。しかも自覚ナシとかどつきまわしたいんだけどこいつ。 「なあ頼むからやめてくんねーかな今ならぎりぎり一発殴るだけで許すから」 「…ごめん」 「まあ…わかりゃいいけどさ」 「気持ち悪いよなごめんでも好きなんだ」 かたかた震える親友の様子から、本気だということが伝わってくる。
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