誰か夢だと言ってくれ!

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「す、好きだ、けど、」 泣きじゃくりながら言葉を紡ぐ朔。 「でもっ、お前に…きらわれたくない」 ずびずびと鼻をすすりながら必死に俺に伝えてくる。ポケットティッシュを取り出して手渡すと、「ありがと」と言って、朔はおずおずと受け取った。 何故か憎めない。何で可愛く見えてきちゃうんだ俺。相手は幼なじみといえども本性は変態ストーカーだぞ。  
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