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「じゃあ、着替えて1時間後集合。
遅れたら置いてくからな?」
陸が言う。
「ずるいよ!!
りっ君超近いじゃん!!
俺、遠いし!!
りっ君の服貸してよ!!」
へぇ…この近くなんだ。
「お前…サイズ大丈夫か?」
「大丈夫だよ!!
りっ君の方がちょっと脚が長いくらいだろ!?」
だいぶ違う気がする…。
「じゃあ、私も帰るね!!」
私もギリギリかも。
「あっ!!
のあ、携帯出せ」
「携帯?」
陸に携帯を渡す。
すると陸はどこかに電話をかけた。
プルルルッ!!
「これ、俺の携帯。
用意できたら電話して」
「わかった!!
じゃあね!!」
「あ~!!
俺にも番号~!!」
叫んでいる亮をそのままに私は店を出て走って家に向かった。
なんだか高校に入って今が一番楽しいかも。
私の居場所だって言ってくれた…。
shooting starが私の居場所…。
明日から…普通に学校に行ってみようかな…。
皆どんな顔するだろう…。
ちょっと怖いけど、卒業まであと1年も無い。
良い思い出作りたいな…。
家に帰り、カメラを探した。
私は皆の思い出作りを担当しようかな…。
あと40分。
シャワー浴びられるよね?
嬉しくて駅からタクシーを使ったことは2人には内緒にしよう。
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