2844人が本棚に入れています
本棚に追加
/590ページ
「だって2人とも寝てたから…」
「でも結局こうゆうことになるだろ?」
陸は怒ってる。
「ごめんなさい」
「いいじゃん。
りっ君。
無事だったんだし。
亮ちゃんキックも完璧!!」
亮が笑いながら恐い顔をしてる陸の肩を叩いた。
「2人とも…ありがとう!!」
私は2人に駆け寄り腕をぎゅっと掴んだ。
すると陸も亮も片手で頭を撫でてくれる。
結局、雑誌に載ってたミュージシャンでもあり、モデルのアンの服を参考にすることにして、私は両手一杯の服を買った。
荷物は2人が持ってくれたけど。
ついでに2つ1組のピアスを2つ買って、4人で1つずつお揃いで分けることにした。
星のピアス。
夜、健斗が合流し路上で10枚のCDは完売。
飲み物とお菓子を買い込んでスタジオで私の歓迎会をしてくれた。
「新生shooting starにカンパーイ!!」
この日、私にやっと居場所ができた。
練習をしているうちに4人共、床で寝ちゃったけど。
4人の片耳には星のピアスが光ってた。
最初のコメントを投稿しよう!