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「明日って何かあるっけー?」
喫茶店から私達の乗る駅はすぐ近くでもう着いた。
「んー、明日は…あ。」
「真由?どうした?」
鞄の中に定期がない。
「定期…、お店に置いてきたかも」
「まじ?じゃあ行かないと」
時計を見ればもう7時を回っている。
「うん。先に帰ってて」
「え?待ってるよー」
「大丈夫!それに、亜希の家、お兄さん心配性でしょう?」
「あ!迎えに来るかも…」
と怠そうに言う亜希。
「でしょ?じゃあ、取りに行ってくるね」
「うん。気をつけなよー」
「ありがとう。じゃあまた明日ねぇ」
私はまた来た道を繰り返し歩いた。
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